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社局のお仕事 -バスまつり特別編-

社局のお仕事 -バスまつり特別編- 神姫バス
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神姫バスって、どんな社局?

通勤、通学、おでかけと日々使う電車にバス。毎日のように使っているけど詳しくは知らない、そんな交通機関の知られざる舞台裏のお仕事をお伝えするこのコーナー。今回「バスまつり特別編」としてご紹介するのは、姫路から神戸までの兵庫県南部エリアを中心に、兵庫県の大部分を幅広くカバーする神姫バス。そんな神姫バスのバス事業部営業課にて、製作したものが直接お客様の手に渡り、喜んでもらえるのが嬉しいという友久紗希さんにお話を伺いました。

——まずは歴史について伺いたいのですが、創業は何年なるのでしょうか?

友久さん「昭和2年8月創業で、加古川~尾上が最初の路線です。今年で92年になります」

——随分長いですね。ちなみに運行エリアについてはいかがでしょうか?

友久さん「姫路・明石・神戸・三田など、兵庫県の南部を中心に路線バスを運行しています。また高速バスは大阪府・岡山県のほか、神戸三宮から関東・中国・四国やユニバーサル・スタジオ・ジャパン®を結ぶ路線もあります。この4月19日から松江・出雲を結ぶ高速バスも運行を開始しました。また神戸市内では屋根のないオープンバス『スカイバス神戸』も定期観光バスとして運行しております。
また、本社がある姫路には、世界遺産『姫路城』のほか、数々の映画やドラマのロケ地となっている姫路城西御屋敷跡庭園『好古園』、赤レンガが特徴の『姫路市立美術館』など多くの観光スポットがあります。また、さらに郊外に足を伸ばせば、約一千年の歴史を有する名刹『書寫山圓教寺』があり、山上では静かな時間を過ごすことができます。また、姫路と有馬温泉を結ぶ高速バス『太閣ライナー』は、神戸三田プレミアムアウトレットにも一部停車しますので、アウトレットやイオンモールでのお買い物、有馬温泉で温泉街散策、温泉旅館でゆっくりお食事といったような過ごし方ができるのが、神姫バスで巡ることができる名所になります」

——見所がたくさんありますね。次は車両についてお伺いしたいのですが、特徴的で人気の連節バスがあると聞きましたが。

友久さん「当社は700台近い車両を持っておりますが、そのなかで、三田市を走る連節バス『オレンジアロー連SANDA号』は人気の車両です。文字通り2つの車両がつながっていて、全長は約18mにもなります。日本でも少しずつ増えてきましたが、当社が導入したときは西日本初ということで話題になりました。そして、その連節バスに、昨年4月に新型車両を2両導入しましたが、全長18.18mで既存のものより18cm長くなったことと、神姫バス初となる白色LED方向幕を採用しました」


うちの社局はココが自慢!

友久さん「ほかにも変わった車両といえば、やはり神戸市内を走る定期観光バス『SKY BUS KOBE(スカイバス神戸)』は外せません。屋根のない2階建てのオープンバスで、異国情緒あふれる神戸の街並みを、ふだんは眺めることのできない位置からご覧になれます。信号や道路標識も手で掴めそうなくらいのど迫力です。おススメは港島トンネルに入る瞬間と、神戸大橋や浜手バイパスからの夜景ですね。特に冬の夜景は寒いですが空気が澄んでいて綺麗に見えます。神戸を知り尽くした愉快なガイドの案内とともに、神戸の街をまるでジェットコースターのように巡ります。今年はコースも変え、季節に応じたコース設定も行っています。なお、ご利用の際は『シティー・ループとセットになった1dayチケット』がお得でおススメです。
2年前のバスまつりから登場予告していますが、今回こそはぜひお目見えしたいですね。京都ではスカイバスはお馴染みですが、今年の4月からスカイホップバスがバスまつり会場のすぐ近くを通っていますので、そちらとのコラボレーションも期待したいです」

——おもしろい取り組みといえば、地域や施設と積極的に関わられている印象ですが。

友久さん「いきなり堅い話になりますが『地域共栄 未来創成』という企業理念を掲げており、地域の皆様とともに育っていくという社風が根付いています。そんなこともあり、地域との関わりは大切にしています。例えば、皆さんご存知の姫路セントラルパークは当社沿線にあります。昨年10月に『期間限定!神姫バス「姫路セトラルパーク×けものフレンズ」コラボ』を行いました。当社でできることは?と考えた結果、姫路セントラルパーク直行便(姫路駅~姫路セントラルパーク)の方向幕を期間限定で『けものフレンズ』バージョンに変更しました!行先表示がコラボ仕様になっているほか、コツメカワウソ(CV:近藤玲奈さん)による車内アナウンスに設定しており、お客様がバスを楽しんで利用していただけるよう工夫しました。また、神戸まつりなどのイベントにも積極的に参加しています」

——運転士の確保についてもオリジナルなやり方をされていますね。

友久さん「運転士の採用にも、もちろん力を入れています。取り組みの一環として毎月『バス運転体験会』を実施しています。テレビ局のニュース番組でも取り上げられ、毎回定員に達している人気イベントです。バス運転士になりたい!と思っても実際にバスにふれるきっかけは少ないですからね。運転士のお仕事や会社の紹介後、実際にバスの運転を体験していただきます。弊社私有地の練習場内で行いますので、普通免許の方でも参加可能です。普通免許を取って3年経過していれば、未経験でもチャレンジいただけます。この『バス運転体験会』とは別に、半年に1回程度『女性限定バス運転体験ツアー』も実施しています。この2つのイベントを通じて、10名程度の方が入社しており、運転士として活躍中です。さらに、さきほど紹介しました、神姫バス90周年の取り組みの一環として大きく反響のあった回送中のLED方向幕ですが、90周年終了後は『運転士の確保』をテーマに実施しています。人材不足はどの業界も問題になっていますが、バス運転士は高齢化も進んでいますし、二種免許の資格が必要なので、かなり深刻です」

『バス運転体験会』は、毎回定員に達している人気イベント

『女性限定バス運転体験ツアー』の様子

「運転士の確保」をテーマにした方向幕


バスまつりではココに注目!

——第19回バスまつりは2年越しの京都です。ようやく開催となるバスまつりですが、最後に意気込みを聞かせてください。

友久さん「まさかの2回連続中止ということで、我々スタッフも気持ちが溢れんばかりで、ますます気合いが入っています。展示車両は先ほどお伝えしたとおり、神戸市内定期観光バス『スカイバス神戸』の予定です。ようやくのお披露目ということで、赤くて屋根のないオープンなバスと、平安神宮の赤い大鳥居をバックに写真撮影できるかもしれません。ぜひお越しください」

——本当にようやくですね。それでは、今年のグッズについても聞かせてください。

友久さん「長年愛され続ける『オーバンド』と神姫バスのコラボ商品『神姫バスオリジナルゴムバンド』がおススメです。オリジナルパッケージだけでなく、中のカラーバンドも神姫バスカラーになっています。また、展示車両にもなっているスカイバス神戸のグッズや、バスファンの方が喜ぶお宝も発売予定ですので、楽しみにしていただけると嬉しいです!」

神姫バス
https://www.shinkibus.co.jp/

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