スルッとKANSAIおでかけ情報誌 Asobon!web

社局のお仕事 -バスまつり特別編-

社局のお仕事 -バスまつり特別編- 京都京阪バス
  • 京都京阪バス

京都京阪バスって、どんな社局?

通勤、通学、おでかけと日々使う電車にバス。毎日のように使っているけど詳しくは知らない、そんな交通機関の知られざる舞台裏のお仕事をお伝えするこのコーナー。今回「バスまつり特別編」としてご紹介するのは、京都の宇治を中心に京都府南部地域でバスを運行する京都京阪バス。そんな京都京阪バスの管理部業務課の石川秀一さんに、京都京阪バスについて、そして、バスまつりの意気込みなど、お話を伺いました。

——石川さんの所属は管理部業務課ということですが、日常的にはどのような業務をされているのでしょうか?

石川さん「管理部業務課では、バスの運行ダイヤの作成や、事業計画、そして、バスの運行に関する様々な業務を担当しています。最近の仕事では、3月に完成した宇治茶バスの製作や、このバスで宇治茶の郷を走る新路線に携わりました」

こちらが宇治茶バス。特徴的な内装とバス後部のデザインもオリジナリティのある仕上がり。

猪目窓を中心とした後部座席。

車内には竹垣風の設備や行灯、猪目型(ハート)に点灯する降車ボタンも。

——現場に直結する仕事から、全体の事業計画まで幅広いですね。

石川さん「最近はSNSの普及もあって、デビューしたての宇治茶バスが即日バスファンの間で話題になったりして、ネットならではのリアルな感想が増え、結構仕事の励みになっています。また、毎日休みなく運行しているバスを見るたびに、私たちの込めたメッセージを改めて認識するので、ますますこの仕事はやめられないなと思います」

——目的地まで行くだけではない、バスに乗る楽しみというのがお客さんはもちろん、働き手にも感じられるのはいいですね。さて、京都京阪バスの会社についても少し聞かせてください。創業はいつになりますでしょうか?

石川さん「京阪宇治バス設立は、平成14年(2002年)12月6日です。その後、京都京阪バスへ社名変更を平成26年(2014年)にしております。また、年譜としての創業は『宇治田原自動車商会』で大正11年(1922年)となります」

昭和中期の様子。今よりも丸みを帯びた車体。

——後数年で創業100年!宇治を中心に運行されている中で、エリアの名物や観光地となるとやはりお茶でしょうか?

石川さん「名物となるとやはり、世界的にも注目度の高い『宇治茶』です。宇治茶の老舗やスイーツ店が運行エリア周辺に点在しています。観光地では世界遺産・平等院はもちろん、最近ではハートの形の猪目窓がSNSで話題になった宇治田原の正寿院も人気です」

宇治の朝霧橋。宇治といえば、源氏物語の宇治十帖が有名。この橋が架かる川が物語の重要なポイントになっている。


うちの社局はココが自慢!

——宇治は京都市内とはまた違った雰囲気があります。源氏物語の舞台にもなっていますし、ミュージアムもありますね。宇治茶バスの話もしていただきましたので、もう少しその特徴などについて聞かせてください。

石川さん「2019年3月に『宇治茶バス』を運行開始したのですが、このバスは宇治茶バス自体に乗りに行くことが目的となるように考えました。ですので、特別の仕様のバスとなります。併せて運行する地域や宇治茶をアピールも行なっています。大きな特徴は、目的地に行くためのバスというよりも、宇治茶バスそのものが目的にもなりうる点でしょうか。当社の基本車両デザインに茶畑を、入り口には茶壺マークを、後方の窓はハート型の猪目窓(いのめまど)にし、内装は黄金の茶室をイメージしたデザインとなっています。またこれを機に木製で可愛いデザインの一日乗車券も発売しました」

——宇治茶バスに乗りたいと思ったらどこを見れば良いでしょう?

石川さん「3月27日から順次路線バスとして運行しているのですが、土日は、ダイヤを決めて運行しています。詳しくは、ホームページに記載していますのでそちらをご覧ください。」

宇治茶バス ご案内

——ちなみに、宇治茶バスで運行ルートでの見どころやおすすめ情報などありますでしょうか?

石川さん「おすすめなのは、日本茶の祖と言われる永谷宗円の生家や正寿院 西ノ山展望広場から見える茶畑などです。とても美しい景色が堪能できると思います。パンフレットを作成していて、そちらでも紹介しているのですが、運行エリアによっては猪目窓越し茶畑を見ることもできるので、楽しんでいただけると思います。」

永谷宗円の生家

正寿院の猪目窓

西ノ山展望広場から見える茶畑


バスまつりではココに注目!

——2年連続で中止となっているバスまつりですが、今回はどのようなものを出品しますでしょうか?

石川さん「昨年引退した当社の赤いデザイン最後の『バスの写真集』や『オリジナルキャラクターのヘッドマーク』、『奥山田正寿院口バス停標柱キーホルダー』、ほかにもお部屋でバス気分に浸れる『路線バスのシート素材クッション』を出品予定です」

オリジナルキャラクターのヘッドマーク

奥山田正寿院口バス停標柱キーホルダー

バスシートの座布団

——気になるアイテムが揃いそうですね。バスまつりではどういったことに着目して取り組みたいとお考えでしょうか?

石川さん「バスのご利用が減少する中、バスに触れていただくイベントはとても貴重です。特に来場されるお子様にバスの良さ、楽しさ、便利さを体験していただける機会にしたいと思います。また、リベンジ開催ということでバスファンの方々も楽しみが数倍になっていると思いますし、今年は特別『京都京阪バスのブースに立ち寄ってよかった』と思っていただけるように工夫したいと考えています」

——特にここに注目などおすすめのポイントがあれば教えてください。

石川さん「再び19回も京都開催ということで『宇治茶バス』による京都、宇治をアピールできる絶好の機会となりそうです。地元のバスファンはもちろん、京都観光で訪れられたお客様も『ハートの窓』の前で記念撮影などしていただいて宇治茶バスが京都の思い出の1つになればと思います」

——なるほど。それは家族でも恋人同士でも楽しめそうですね。最後にバスまつりに向けてメッセージをお願いします。

石川さん「今度こそ無事開催できる天候に恵まれますように!」

京都京阪バス
http://www.kyotokeihanbus.jp/

他の記事を見る

※五十音順

記事一覧はこちら