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九度山コース

  • 和歌山県伊都郡
  • 南海電車
※コース内には一部分路地が含まれていますので道路幅矮小の箇所があります。

まだまだ記憶に新しい昨年の大河の主役・真田信繁。南海「九度山駅」を降りれば、そこは「隠れた真田ワールド」だ。昌幸・信繁父子が14年も過ごしたこの九度山は、高野山の麓で、山を縫って流れる丹生川を見おろす静かな山村だ。といっても起伏が激しいわけではなく、昌幸・信繁父子の住まいだった屋敷跡に建てられたお寺「真田庵(善名称院)」をはじめ、今回のコースは歩くだけなら30分もあれば充分。特に山歩きの装備も要らないので、歴史に触れつつ、往時の風景も所々そのまま残るのどかな村を散策する感覚でいい。

 
 

神代の昔、天照大神の妹君、丹生都姫が稲作をこの地に伝え、初めておくどさんが据えられたのが「九度山」の語源だという諸説がある。さらにここ九度山でも、その薬効から民間薬として古来から親しまれている柿の葉。和歌山を流れる紀ノ川上流で、その柿の葉で包む鯖寿司が祭りのごちそうとして浸透したのが、この柿の葉寿司だ。鯖だけでなく、鮭、椎茸といった押し寿司を柿の葉で包み、その柿の葉を懐紙(皿)代わりにして手でほおばる。土地の食文化を肌で感じ、しかもその文化が古からのものであればなおさらに、歴史に思いをはせるというものだ。

柿の葉すし 九和楽(くわらく)
交通:南海 九度山駅 下車徒歩約6分
住所:和歌山県伊都郡九度山町九度山1353
TEL:0736-54-2600
営業時間:8:00~売り切れまで
定休日:不定休
http://www.kuwaraku.jp

 
 
 
 
 

蟄居のため高野山から九度山に移った真田昌幸・信繁親子が暮らした住居と伝わる、高野山真言宗の尼寺。蟄居中も真田親子はここで天体観測や水練など、勉学や鍛錬を怠らなかったといい、武具や望遠鏡などが資料館に納められている。昨年の大河ドラマでも描かれなかった、貴重な歴史体験ができる場所でもある。いたるところに真田家の家紋、結び雁金や六文銭の紋なども見えるがそれよりも、庭いじりや畑仕事が似合いそうな山村の庵といった風情がある。拝観目的のいわゆる観寺ではないので、節度を保った拝観を心がけたい。

真田庵(善名称院 ぜんみょうしょういん)
交通:南海 九度山駅 下車徒歩約8分
住所:和歌山県伊都郡九度山町九度山1413
TEL:0736-54-2019(九度山町産業振興課)
営業時間:9:00〜16:00
定休日:無休
拝観料:拝観自由(志納)

 
 
 
 

真田庵から東に170mほどの場所にある、別名「真田の抜け穴」。豊臣からの使者がこの九度山にやってきて、大坂の陣への加勢を真田信繁に伝え、信繁がそれに応じたという大河でも描かれたエピソード。そもそも謹慎中の身であり、堂々と参陣できなかったため、見張りの目を盗んで戦場に赴いた抜け穴と言われている。他にも、見張りの目を盗んで丹生川まで水練にいくための抜け穴があったとか。日本にはこの抜け穴伝説というのが数多くあるが、実際は古墳時代後期の古墳。

真田古墳
交通:南海 九度山駅 下車徒歩約7分
住所:和歌山県伊都郡九度山町九度山1341-3
TEL:0736-54-2019(九度山町産業振興課)
営業時間:24時間
定休日:無休
拝観料:拝観自由

 
 
 

実は真田信繁がその人生の中で、もっとも長い時間を過ごしたのがここ九度山である。蟄居という厳しい謹慎期間を実に14年も送っている。歩いて辿るその歴史紀行の最後は、昨年3月13日に満を持して完成した歴史舞台の新たなランドマークでもあるミュージアムだ。武家屋敷風の造りで、パネル展示とドラマ仕立ての映像により、信繁が過ごした九度山での生活を紹介しています。エントランスで出迎えてくれるのは真田昌幸、歴史に名高い赤備え甲冑姿の信繁、大助の真田三代だ。

九度山・真田ミュージアム
交通:南海 九度山駅 下車徒歩約10分
住所:和歌山県伊都郡九度山町九度山1452−4
TEL:0736-54-2727
営業時間:9:00~17:00(〜16:30入館)
定休日:月・火曜休(但し、祝日の場合は翌日休)
入館料:小・中学生250円 大人500円
https://www.kudoyama-kanko.jp/sanada

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Data

九度山コース

九度山コース
交通
南海 九度山駅下車すぐ
住所
和歌山県伊都郡九度山町大字九度山123番地2