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がんこ 和歌山六三園

  • 和歌山県和歌山市
  • 和歌山バス、南海電車

迫力ある石造物も見どころの一つ

大正から昭和初期に相場師として活躍し、「北濱の今太閤(いまたいこう)」とまで呼ばれた松井伊助。「がんこ 和歌山六三園」は、和歌山出身の伊助が63歳の時に完成した旧別邸だ。2,000坪の敷地には、回遊式庭園・主屋・茶室などがあり、うち10軒の建造物は国の登録有形文化財に指定されている。表門をくぐって左手には、大阪北浜の難波橋でもおなじみのライオン像。庭園内には他に、最高級の花崗岩(かこうがん)・庵治石(あじいし)の一枚岩を彫った十三重塔や推定樹齢800年の槇の木があり、「今太閤」の繁栄ぶりが偲ばれる。

 
 
 

和風邸宅にモダンな洋風建築が融合

大正9年(1920年)に建てられた主屋は、玄関棟・座敷棟・二階棟で構成された落ち着きのある和風建築。玄関の天井には屋久杉が使用されており、窓を大きく設けた座敷からは庭園の眺望を楽しめるようになっている。その見事さもさることながら、この旧邸宅の面白いところは和風を主体としながらも洋風建築を大胆に取り入れた点。レンガ造り二階建ての給水塔(現在は厨房として利用)や上部にテラスを設けた浴室棟など、当時の流行を取り入れたモダンな建築が一体となり、独特の景観を生み出している。

 
 
 

移り変わる四季を庭園の風情と味覚で

食事スペースとなっているのは主屋。和式・洋式に加え個室もあるので、大切な人のおもてなしや記念日の食事会などにも利用しやすい。人気の「お昼の特別懐石」は数種類あり、「 すみれ」は吹寄せ・吸物・造り・中千代口・豆乳ゆば鍋・揚物・季節ご飯・留椀にケーキとコーヒーが付いて3,218円。「なでしこ」4,298円なら鍋が台物に、ご飯が寿司になる。また、よりリーズナブルに楽しむなら、華やかな前菜箱からはじめる「やわらぎ弁当(造り・サラダ付)」1,814円もおすすめ。季節によって料理内容は変わるので、移り変わる庭園の風情とともに四季の味が楽しめるのもうれしい。食事を楽しんだ後は、ゆっくりと庭園を散策。贅沢なひと時を過ごしてみてはいかがだろう。

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Data

がんこ 和歌山六三園

がんこ 和歌山六三園
交通
南海電車 和歌山市駅より和歌山バス
堀止停下車徒歩約5分
住所
和歌山市堀止西1-3-22
電話
073-422-7163
営業時間
11:00~15:30、17:00~22:00(土日祝11:00~22:00)
定休日
無休(但し年数回、施設点検による臨時休館あり)