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社局のお仕事 -バスまつり特別編-

社局のお仕事 -バスまつり特別編- 神姫バス
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バスまつり特別編は、9月17日(日)のバスまつりに向けて「どんな社局?」「うちの社局はココが自慢!」「バスまつりではココに注目!」記事を順次公開していきます。お楽しみに!

バスまつりではココに注目!

今年開催の第17回バスまつりは神姫バスの地元・兵庫県での開催となるだけでなく、神姫バス創立90周年を記念する年の開催となります。そんな今回のバスまつりに向けた、神姫バスとしての意気込み、展示車両やグッズについて教えていただきました。

——それでは、第17回バスまつりに向けたPRをお願いします。

髙尾さん「2014年(平成26年)以来の兵庫県内の開催ですし、創立90周年の年に開催されるバスまつりですので、例年になく気合いが入っているのは間違いありません。実際に、今年のバスまつりに合わせて、新たなオリジナルグッズの発売を予定しています。展示車両は今年の春にリニューアルした神戸市内定期観光バス『SKY BUS KOBE』を予定しています。この車両は、今年5月に開催された第47回神戸まつりにて、『AKB48』の主要メンバーにもご乗車いただき、パレードに参加した車両となります」

——新しいオリジナルグッズとはどういったものでしょう?

髙尾さん「神姫バス創立90周年を記念した、特別なオリジナルグッズになります。一つ目は『神姫ペン』です。姫路・明石・三田の営業所が選んだイチオシの方向幕をボールペンにしました。このボールペンはノック式で、カチッと押すと方向幕が変わるという仕組みになっています。表示される方向幕は、『上手野』『免許試験場』『陶器まつり臨時バス』の3種類です」

——バスファンの方が喜びそうなグッズですね。そのほかのグッズは?

髙尾さん「神戸の美味しいお菓子のひとつ…といえば、神戸風月堂さんのゴーフルですね。二つ目のグッズは、神姫バスのカラーと90周年の記念ロゴをパッケージにデザインした『プティゴーフル』になります。さらに、ほかでは手に入らない遊び心満載のシールも付属しています。食べて、飾って、眺めて…何度でもお楽しみいただけます。そして三つ目は、トミーテック『ザ・バスコレクション(通称「バスコレ」:1/150スケール)』の『神姫バス90th方向幕バージョン』です。私たちの『90周年ありがとう』の気持ちを、バスコレの方向幕に詰め込んでいます。小さな方向幕はとても精巧にできていますので、ルーペなどでじっくりとご覧になってください」

——グッズからも相当な気合いの入り方が伝わってきます。

髙尾さん「グッズについては、半年ほど前から企画を練り、しっかりと準備をしてきた自信作になります。これまでにも、オリジナルグッズの製作・販売でバスファンの皆さまに喜んでいただきましたが、私たち自身が“欲しいな”とか“作りたいな”と思うグッズをご用意していますので、神姫バスのブースをのぞいてみてください。なお、方向幕や停留所銘板は数が非常に少なくなっていますので、お求めの方はご注意ください」


うちの社局はココが自慢!

「地域共栄 未来創成」という企業理念のもと、徹底したお客様目線でさまざまなサービスを提供する神姫バス。インターネット上で大きな話題となった、ある取り組みの舞台裏や、近年とくに力を入れている新たな取り組みなどについて伺いました。

——ユニークな車両やサービスの採用に積極的ですね。

髙尾さん「ご利用いただくお客様には、少しでも喜んでいただきたいですからね。他のバス会社さんはもちろん、異業種の取り組みなども参考にしながら、『何かやってやろう』と意気込んでいます」

——そのサービス精神は、ネット上でも話題になりましたね。

髙尾さん「2015年(平成27年)6月に、人気アイドルグループ『ももいろクローバーZ』のイベントが姫路で開催されました。その際、神姫バスが会場と姫路駅を結ぶ臨時直通バスを運行しまして、『モノノフ(ファンの愛称)』の皆さまを歓迎するために方向幕を『ももクロ仕様』にしたんです。SNS等で瞬く間に拡散され、大きな反響を呼ぶことになりました」

——そのアイデアはどのようにして生まれたのですか?

髙尾さん「鹿児島市交通局さんが地元出身アーティストのライブの際、遊び心のある方向幕を作ったと話題になりました。当社でも機会があれば挑戦してみたい…などと話していたタイミングだったんです。偶然にも、新入社員に女性の『モノノフ』がいたことも幸いし、皆さんに喜んでいただける方向幕ができました。余談になりますが、企画を担当した社員には、話題づくりに貢献したとして社長から感謝状が贈られました」

——方向幕への工夫というのは、そのときが初めてだったのですか?

髙尾さん「実は回送中の車両の方向幕に、初めて『すみません回送中です』と表示させたのは当社なんです。当社では昔から『お客様のために何かをしたい』という気持ちが強いようですね。方向幕に関する話題としては、2004年(平成16年)に運行を開始した小野市コミュニティバスは、運行開始から数年の間、回送の英語表記を『OUT OF SERVICE』ではなく『DEAD HEAD』としていました。あまり馴染みのない表記ですし、『DEAD』とはいかがなものか…と判断され、改められたようです。今後は全車両の回送の方向幕に、創業90周年の記念ロゴが入ります。バスファンの方はぜひご覧になってください」

——そのほかに、何か新しい取り組みがあれば教えてください。

髙尾さん「近年、外国から日本を訪れる方が増えていますね。とくに外国人の方のご利用が多い、三宮から三田アウトレットを結ぶ路線と、姫路駅から書写山ロープウェイを結ぶ路線で、アナウンスの多言語化に取り組んでいます。日本語、英語、中国語、韓国語になるので、どうしても長くなってしまいます。バス停の間隔が短いところでは、途中で終わってしまうんです(笑)皆さまにより便利にご乗車いただけるよう、試行錯誤しているところです」


神姫バスって、どんな社局?

通勤、通学、おでかけと日々使う電車にバス。毎日のように使っているけど詳しくは知らない、そんな交通機関の知られざる舞台裏のお仕事をお伝えするこのコーナー。今回ご紹介するのは、姫路から神戸までの兵庫県南部エリアを中心に、兵庫県の大部分を幅広くカバーする神姫バス。ユニークな車両やサービスの提供に積極的に取り組む同社の秘密を、バス事業部営業課の髙尾京司さんに教えていただきました。

——神姫バスは今年で創業90周年を迎えるそうですね。

髙尾京司さん(以下:髙尾さん)「神姫バスは1927年(昭和2年)8月8日に、前身の神姫自動車株式会社として誕生し、今年で創業90周年を迎えました。創業当時の路線は3kmほどで、車両はわずかに4両。従業員10名という小さな会社でした」

——創業から90年の間に、ずいぶん大きく成長されましたね。

髙尾さん「地域のコミュニティバスの路線まで含めると、兵庫県の西端にあたる赤穂、上郡から東は神戸まで。さらに、神戸のベッドタウンでもある三木、小野、三田も含め、北は篠山、朝来…と、兵庫県の大部分をカバーしています。車両については、路線バスタイプの車両が約600台。高速バスタイプの車両を含めると、700台以上になります。大都市部から山間部の小さな町まで、さまざまな風景が楽しめますし、いろいろな車両がありますので、バスファンの方には全路線制覇にチャレンジしていただきたいですね」

——700台もの車両の中で、特長的な車両を教えてください。

髙尾さん「とくに珍しい車両としては、三田市を走る連節バス『オレンジアロー連SANDA号』があります。文字通り2つの車両がつながっていて、全長は約18mにもなります。日本でも少しずつ増えてきましたが、当社が導入したときは西日本初ということで話題になりました。また、神戸市の中心部を走る定期観光バス『SKY BUS KOBE』は、屋根のない2階建てのオープンバスです。異国情緒あふれる神戸の街並みを、ダイナミックに楽しめます。神戸にお住まいの方でも、このバスにご乗車いただければ、いつもの街で新たな発見があると思います!」

——地元である姫路エリアにも何かユニークなバスが?

髙尾さん「姫路駅発着の路線バスの中に、ハート形のつり革が付いた車両が1台だけありまして、さらにハート形のつり革は車内に1つだけです。どのバスの、どの場所にあるのかは秘密にしておきますので、出会える日を楽しみにご乗車ください。観光で姫路城を訪れる方は、姫路城の周辺を1周できる『姫路城ループバス』がオススメです。レトロな外観のループバスにはお得な1日乗車券があり、姫路城や周辺施設の入場料も割引になります。それからもうひとつ、姫路~東京を結ぶ高速バス『プリンセスロード号』の車体側面にご注目ください。夜にフラッシュなどの強い光が当たると、姫路城の姿が浮かび上がるんですよ」

——たくさんのバスがありますが、運転士の確保も大変なのでは?

髙尾さん「運転士の採用には力を入れていますよ。取り組みの一環として『バス運転体験会』を定期的に実施しています。運転士のお仕事や会社の紹介の後、実際にバスの運転を体験していただきます。もちろん、運転は車両基地内に限りますが、毎回定員に達しています。満21歳以上の方で、経験や性別、大型免許の有無などは問いません。少しでも興味をお持ちの方は迷わずご応募ください。この取り組みの結果、女性運転士も少しずつ増加しており、『より親しみやすくなった』とお客様からも好評です」

——神姫バスでのICカード乗車券の利用法を教えてください。

髙尾さん「神姫バスは通常ですと後乗り・前降りで、PiTaPaなどのICカード乗車券は、乗車時と降車時の2回タッチとなります。PiTaPaなどのICカード乗車券のほかに、神姫バスが発行しているNicoPa(ニコパ)もご用意していますよ。2016年(平成28年)には、全国相互利用サービスも開始していますので、お手持ちのICカード乗車券でお気軽にご乗車ください」

神姫バス
https://www.shinkibus.co.jp/

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