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社局のお仕事 -バスまつり特別編-

社局のお仕事 -バスまつり特別編- 神戸市交通局
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バスまつり特別編は、9月17日(日)のバスまつりに向けて「どんな社局?」「うちの社局はココが自慢!」「バスまつりではココに注目!」記事を順次公開していきます。お楽しみに!

バスまつりではココに注目!

今年は神戸市営交通100周年と神戸開港150年が重なる年ということもあり、地元・神戸が会場となる神戸市交通局。バスまつりには第1回から17回連続の参加となる神戸市交通局の今年の展示車両やグッズについて聞いてみました。

——まずは、今年のバスまつりの展示車両について教えてください。

尾崎さん「車両は2台展示します。バスまつりや神戸まつりなどの各種イベントでお馴染みのボンネットバス『こべっこⅡ世号』と、神戸市営交通100周年を記念し、往年の花バスのラッピングを施した『花バスデザインラッピングバス』の2台になります。どちらも現在の神戸市バスを代表する人気車両ですので、ぜひご覧になってください」

——販売されるグッズにはどんなものがありますか?

尾崎さん「定番のミニカーは、『全国バスコレクション』の神戸市バス版をご用意しています。鉄道模型のNゲージサイズ(1/150スケール)で、実車そっくりに再現されています。個人的にオススメしたいのは、とっても可愛い『とことこ神戸市バス』ですね。ボディがフワフワの布製で、手のひらに乗せられる小ぶりなノンステップバスです。床下部分に車輪が付いていて、プルバック式でボディを揺らしながら、とことこ走ります。フワフワのボディで安心して遊べるので、小さなお子様へのプレゼントにも最適ですよ」

——ミニカーのほかに、目玉となるグッズは?

尾崎さん「神戸市バスの停留所マークをモチーフにした『うちわ』もご用意しています。このうちわは、表裏でデザインが異なっており、旧バス停デザインと現在のバス停デザインになっています。実はこのうちわは、隠れたヒット商品になっていまして、三宮駅の市バス・地下鉄お客様サービスコーナーでは、月に100本近くお買い求めいただいています。一般的なうちわより小さめのサイズですので、カバンの中にも収まりやすく、夏場のお出かけのお供にしていただくと良さそうです」

——神戸市営交通100周年ということで、その他の記念グッズがあるとか?

尾崎さん「残念ながら、バスまつりでご用意することはできないのですが、『オリジナル神戸市営地下鉄ケーキ』を1日1台限定(2日前までのご予約で台数応相談)で、ANAクラウンプラザホテル神戸様で販売しています。市営地下鉄3000形の外観が一流パティシエの手によってチョコレートで再現されており、中にはホワイトチョコレートムース、イチゴのクリームなどが詰まっています。販売期間は10月31日(火)までですのでお急ぎください。そのほかにも、文明堂神戸店様で製作いただいた『市電オリジナル箱入りカステラドーナツ』や、神戸みのりの公社様の『神戸市営交通100周年記念ワイン』などの記念商品も期間・数量限定で登場しています」

——最後に、バスまつりに来場される皆さまにメッセージをお願いします。

尾崎さん「神戸市営交通100周年の年のバスまつりです。お客様への感謝の気持ちをお伝えできるよう、また、交通事業に対するご理解・ご関心を深めていただき、さらなる利用促進につなげていきたいと考えています。これからも、神戸市バスは皆さまに、いつでも気軽にご利用いただける公共交通機関としての役割をしっかりと果たしてまいります。また、神戸市としては神戸開港150年を迎えるにあたり、市バス・地下鉄の沿線にあるスポーツチームや事業者だけでなく、広く神戸の街を感じていただける絶好の機会と考えていますので、ぜひ会場に足を運んでいただきたいと思います。当日は神戸市交通局のマスコットキャラクター『ばっしー君』と『ゆうちゃん』も参加させていただきますので、声をかけてあげてくださいね」


うちの社局はココが自慢!

150万人が暮らす港町・神戸市を走る神戸市バス。神戸市内の至るところで目にする、鮮やかな黄緑色と白でカラーリングされた車両にまつわるちょっとした豆知識や、なかなかお目にかかれない、特別な車両の秘密などについて教えていただきました。

——神戸市バスといえば、緑と白のツートーンカラーが目印ですね。

尾崎さん「現在の神戸市バスのボディカラーは、黄緑色と白の組み合わせになっていますが、もともとは黄緑色ではなく、深緑色と白の組み合わせでした。私が子どもの頃は深緑色と白の組み合わせでしたので、今でも深緑色の神戸市バスを見ると、子どもの頃を思い出してしまいます(笑)昔ながらの深緑色と白の車両もまだ現役で走っていますので、見かけられたときに『懐かしい』と感じる方もいらっしゃるでしょうね」

——カラーリングやデザインには、どんな意味があるのですか?

尾崎さん「すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、ボディカラーの黄緑色は緑ゆたかな六甲山を、白は清潔感のある美しい神戸市の街並みをイメージしたものです。そして、車体側面の流線型のデザインは、神戸市を代表する寺社仏閣のひとつで、『楠公(なんこう)さん』として市民に親しまれる湊川神社の紋章「菊水紋」が由来となっています。」

——日本初の優先座席は神戸市バスと伺いましたが、その他にも日本初が?

尾崎さん「車内の吊り輪は2本のベルトでV字型にすることによって、前後に揺れにくくなっています。このV字型の吊り輪も、神戸市バスが日本で初めて採用したものとなります。ちょっとした工夫が、車内での転倒などの事故防止に役立っているんですよ」

——500台を超えるバスの中で、注目の車両はありますか?

尾崎さん「とくにバスファンの皆さまにはお馴染みの車両として、ボンネットバス『こべっこⅡ世号』があります。この車両は、もともと狭隘路線を走るために1956年(昭和31年)に導入されたボンネットバスを復元したものです。中型トラックを改造し、できる限り当時の姿を復元しています。2006年(平成18年)には環境対策として、CNG(圧縮天然ガス)エンジンを搭載した天然ガス自動車に進化しました。『こべっこⅡ世号』は営業運行をしていませんが、神戸まつりなどのイベントなどで活躍しており、いつもたくさんの方に可愛がっていただいています」

——今しか見られない、特別な車両などは?

尾崎さん「今年5月の神戸まつりでお披露目された、『花バスデザインラッピングバス』があります。1975年(昭和50年)の神戸まつりに登場した花バス『太陽号』の姿を、ラッピングで再現した路線バスの車両です。この車両は、神戸が舞台となった人気テレビドラマのラッピングを施されていた車両で、装いを一変してさらなる活躍を見せてくれています。三宮周辺を中心に今年中の走行を予定していますので、目にされた方は写真に収めておかれると良いかもしれません」


神戸市交通局って、どんな社局?

通勤、通学、おでかけと日々使う電車にバス。毎日のように使っているけど詳しくは知らない、そんな交通機関の知られざる舞台裏のお仕事をお伝えするこのコーナー。今回ご紹介するのは、1917年(大正6年)8月1日の創設から100周年を迎える神戸市交通局。阪神大水害、神戸大空襲、阪神大震災といった大きな試練を乗り越えながら、神戸市民の足として活躍を続ける神戸市バスのサービスや取り組みについて伺いました。

——神戸市営交通100周年、おめでとうございます。

尾崎恵子さん(以下:尾崎さん)「いつも神戸市バスをご利用くださる神戸市民の皆さま、神戸市バスを愛してくださるバスファンの皆さま、本当にありがとうございます。神戸市バス単体で見ると、1930年(昭和5年)9月の営業開始から今年で88年目になりますが、これからも、神戸市バスは安心で快適な『神戸市民の足』として、頑張ってまいります」

——神戸を訪れると、神戸市バスの姿をよく目にしますね。

尾崎さん「現在のところ、神戸市バスは神戸市のすべての区で運行しており、92の路線(系統)があります。青い海と緑ゆたかな山々、美しい都市の街並み、のどかな田園風景…神戸市バスにご乗車いただくと、神戸市のさまざまな風景をお楽しみいただけますし、たくさんの発見もあると思います。PiTaPaなどのICカードでお得にご乗車いただける『市バス乗継割引』や、バスの接近情報がわかる『バスロケーションシステム』のほか、名谷駅と西神中央駅では、駅前のバスターミナルから発車するバスの発車時刻や行き先などがわかる『えきバスびじょん。』といった便利なサービスもありますので、神戸市内でのお出かけや観光に、神戸市バスをぜひご利用ください」

——いつ頃からPiTaPaなどのICカードが使えるようになったのですか?

尾崎さん「2008年(平成20年)9月1日から、PiTaPaなどをご利用いただけるようになりました。ICカードを利用した全国相互利用サービスにも、今年から参加していますので、全国からお越しのお客様にも便利にご利用いただけます。神戸市バスは後(中)乗り・前降りで、降車時のタッチをお願いしています」

——“市民の足”として、どんなところに力を入れていますか?

尾崎さん「お年寄りやお体の不自由な方にも、安心してご乗車いただける市バスになるよう、さまざまな取り組みを行っています。神戸市バスでは1998年(平成10年)にノンステップバスを導入しましたが、現在は516台のバスのうち83%がノンステップバスになっており、今後も導入を進めていきます。また、市内の小学校を訪問し、身近なバスを通してお年寄りやお体が不自由な方などへの理解を深め、サポートの大切さを学ぶ福祉体験授業を実施しています」

——福祉体験授業ではどんなことを学べるのですか?

尾崎さん「市内の小学校にノンステップバスで訪問し、運転士や整備士などが車高調整やスロープ板の使用など、ノンステップバスの特長を児童の皆さんに紹介します。そのほかに、お年寄りやお体が不自由な方、妊娠中の方などが利用しやすくなるための車内の工夫を紹介したり、車イスでの乗車、補装具を付けた状態でお年寄りの乗降を体験してもらったりしながら、思いやりの気持ちやサポートの大切さなどを学んでもらっています」

——車両の工夫やサービスの充実だけにとどまらない、真摯な取り組みですね。

尾崎さん「日本で初めて優先座席を設けたのは神戸市バスなんですよ。優先座席を設けてはいますが、ご利用くださる皆さまのお気持ちひとつで、すべての座席が自然と優先座席になりますね。思いやりと優しさがあふれる、神戸市バスになれば良いなと思います」

——神戸市バスの自慢できるところを教えてください。

尾崎さん「皆さまにご紹介する機会が少なくて残念なのですが、車両の整備や点検、塗装などを担当する技術者から、安全にバスを運転する運転士、最適な路線やダイヤを組み立てる職員など、神戸市バスは多くのスタッフによる“仕事の橋わたし”で成り立っています。ひとり一人が真剣にそれぞれの役割を果たし、しっかりと仕事の橋わたしをして、毎日の安全運行につなげていることが自慢です。100周年を迎えた神戸市交通局は、これからも神戸市民の皆さまに支えていただきながら、確実な仕事の橋わたしを続けていきたいです」

神戸市交通局
http://www.city.kobe.lg.jp/life/access/transport/

神戸市交通局 KOBE CITY 沿線ナビ
http://ktbsp.jp/

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