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社局のお仕事 -バスまつり特別編-

社局のお仕事 -バスまつり特別編- 京阪バス
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京阪バスって、どんな社局?

通勤、通学、おでかけと日々使う電車にバス。毎日のように使っているけど詳しくは知らない、そんな交通機関の知られざる舞台裏のお仕事をお伝えするこのコーナー。今回ご紹介するのは京阪電鉄やJR学研都市線の各駅を結ぶ路線を運行している京阪バス。他にも様々なエリアで路線を展開し、地域の人々にとってかけがえのないバスですが、まずはその歴史を振り返ります。

——創業が大正11年ととても歴史あるバス会社ですね。

堀さん「桃山自動車株式会社として京阪電鉄伏見桃山駅を起点に伏見桃山御陵参拝客輸送を開始したのが京阪バスの始まりです。大正13年10月に京阪自動車株式会社と改称。昭和3年2月に京阪電鉄の傘下に入り、昭和6年4月には京阪電鉄の事業圏をカバーしました。そして昭和47年4月1日に創立50周年を迎えるにあたり、社名を現在の京阪バス株式会社に改称しました。また平成18年4月には同じ京阪グループのバス会社である京阪宇治交通、京阪宇治交通田辺両社と合併し、新たな京阪バスとしてスタートしました。「京阪バス発祥之地」という石碑が京阪電車伏見桃山駅の近くに設置されていますので、ぜひご覧になってください」

——なるほど。現在、様々なバスが運行されていますよね。

堀さん「はい。京都市内では定期観光バスを運行し、観光客の皆様にご利用いただいています。また、京都近郊の高速道路を活用した都市間急行バスにも注力しており、ダイレクトエクスプレス直Q京都は、なんば(OCAT)~交野市域・京田辺市域~京都駅、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®/ホテル京阪ユニバーサル・タワー~京都駅、京田辺市域~京都駅を結ぶ直通急行バスです。この他、京都駅~世界遺産醍醐寺間を結ぶ「山科急行線」、京都駅~けいはんな学研都市間を結ぶ「京都けいはんな線」(奈良交通様と共同運行、実証運行中)を運行し、通勤・通学・観光に大変好評をいただいております。」

——車両もとても鮮やかですね。

堀さん「紅白のカラーリングでとてもおめでたい車両です。このカラーリングは昭和25年に採用され、ボンネットバスの時代から基本的なデザインは変わっていません。採用当時は同業他社にも好評で、塗り分け方を若干変えたり、色を変えた、よく似たデザインのバスが全国で走っていました。」

——地域の方々にとってはどんなサービスを提供しているのですか?

堀さん「『京阪グループバスナビ』を導入しました。主なサービスはバス停にあるQRコード(QRコードは平成29年度中にすべてのバス停に標記予定)を携帯電話で読み取るとバスの接近情報が表示されます。」

「また路線バスでは全国初となるWEB上で遅延証明書を発行することが可能になりました。また、もうひとつの全国初のサービスとして駅ターミナル等の主要停留所に停車している路線バスでは、LED行先表示器に発車時刻を表示しています。(一部車両を除く)そして、車内の運賃表示器では次停留所案内のローマ字対応を行うとともに京阪電車様、阪急電鉄様の鉄道駅最寄停留所到着前に乗換可能な電車の発車時刻を表示するサービスを実施しています。鉄道の時刻は定刻表示のままですが、ダイヤ改定や正月等の特別ダイヤ等にも自動で対応します。お客様にとって使いやすいバスを目指します。」


うちの社局はココが自慢!

——京阪バスはその名の通り京阪エリアを中心に運行されていますが、沿線の魅力を教えてください。

堀さん「当社沿線には歴史ある寺社が多く見られるのが魅力です。」

——例えばどんな寺社がありますか?

堀さん「まず京阪香里園駅からバスで5分の成田山不動尊は、日本で初めて人車一体の交通安全を祈念したことから『交通安全の成田山』として親しまれており、当社車両には輸送安全を祈願して、成田山のお守り札を掲出しています。」

——それは気づかなかったです。お守り礼でより交通安全を心がけることができますね。ほかには?

成田山不動尊のお守り札が運転の安全を見守る

堀さん「次に京都醍醐の寺社巡りをご紹介します。京都駅八条口から山急バスで約14分の大石神社では、毎年12月14日に義士祭が行われます。夏の蓮で有名な勧修寺、小野小町にゆかりのある隨心院、また毎年4月に豊太閤花見行列が行われる世界文化遺産の醍醐寺と見どころがいっぱいです。」

——それは巡ってみたい。バスで移動は可能ですか?

堀さん「はい。各寺最寄りのバス停間は、バスで数分で移動可能なので、お気軽に寺社巡りができますよ。」

——それはいいですね。何かお得に巡る方法はありますか?

堀さん「当社の沿線めぐりにはお手持ちのPiTaPa、ICOCAで大阪、京都、滋賀エリアが一日乗り放題になる京阪バスIC1dayチケット(一部路線を除く)が便利です!車内でぜひお買い求めください。(大人650円、小児330円)」

——そのほか沿線で珍しいバス停名などはありますか。

堀さん「交野市域には七夕伝説にまつわるロマンチックなネーミングの停留所が多くありますよ。」

——それは興味深い!どんな名前ですか?

堀さん「京阪交野市駅近くを流れる天の川付近の停留所『天の川停留所』、織姫と彦星が出会う逢合橋付近にある停留所『逢合橋停留所』、大阪府民の森ほしだ園地にある吊り橋と同名の停留所『星のブランコ停留所』などです。」

美しいバス停名「天の川停留所」

——確かにすごいロマンチック…。女性が喜びそうですね。

堀さん「そうですね。名前だけでなく逢合橋付近では七夕まつりが開催されたり、ほしだ園地では名物の吊り橋『星のブランコ』からの眺望、ハイキングを楽しんでいただけます。ぜひ訪れてみてください。」

——それは楽しそう!チェックしておきます。ところで御社でもいろいろな取り組みをされているそうですね。

堀さん「はい。バスロケーションシステムや車内運賃表示器(鉄道乗換案内表示)については同業他社や海外からの視察も受け入れています。また『京阪グループバスナビ』はどこにいてもバスの発車時刻や運行情報がスマホですぐわかるサービスです。沿線の魅力はもちろんですが、バス乗車時の快適さも追求していきたいと考えています。」


バスまつりではココに注目!

2017年9月17日のバスまつりは台風の影響で中止となりましたが、当日販売予定のグッズ紹介についても引き続き掲載いたします。

——今年も待ちに待ったバスまつりがまもなく開催されますが、京阪バスではどのようなバスを展示されますか?

堀さん「京都定期観光バス車両(芸妓号)です。車両に芸妓さんが描かれたデザインのバスになります」

芸妓号は京都の風景になじむ和のデザイン

——京都らしい上品なバスですね。

堀さん「今回のバスまつりでは芸妓号を展示しますが、ほかに舞妓号と太夫号があります。このバスの導入は京都市の無形文化遺産に選定された『京・花街の文化』の継承・発信に賛同するもので、京のイメージを3つの言葉〔麗し〕〔和み〕〔艶〕にちなんで表現しました。各バスでは様々な観光コースをお楽しみいただけます。バス代や入場料、お食事代(お食事付きコースのみ)は全部セットなのでフリー旅より断然お得です。この機会にぜひご利用いただきたいです。」

——グッズで何かおすすめはありますか?

堀さん「バスまつりで先行発売する新グッズ『ばすたま』を販売します!京阪バスをたまご型にデザインしたプルバックカーで、何度転倒しても起き上がり、前に進み続けるその姿は心打たれるものがあります。」

バスがたまご型に変身!何度転倒しても起き上がる

——なんだか愛着がわいてきそうです…。

堀さん「なんとも愛らしいグッズです。売り切れる場合もございますので、お早めにお買い求めください」

——話題のバスの展示や新グッズの登場など、今年も盛り上がりそうな予感ですね。堀さんの意気込みをお願いします!

堀さん「2017年は、神戸での開催ですが、神戸にお住いの方々にとって京阪バスはあまりなじみがないと思います。バスまつりをきっかけに京阪バスを記憶の片隅でいいので、覚えていただけるようにスタッフ一同頑張ります!」

——確かに神戸にお住まいの方にとって京阪バスを知っていただくには絶好の機会ですね。

堀さん「はい。大阪や京都では京阪バスは多くの方にご利用いただいているのですが、神戸にお住まいの方にも京阪バスの魅力を発信できればと思います。」

——ではバスまつりに先駆けて神戸にお住まいの方に京阪バスの魅力をお伝えください!

堀さん「地域住民の方々の足になることはもちろんですが、路線バスのほか京都定期観光バスなども運行しています。人気の観光スポットを巡るコースも盛りだくさんでご用意していますので、ぜひ一度ご利用ください!」

京阪バス
https://www.keihanbus.jp/

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