スルッとKANSAIおでかけ情報誌 Asobon!web

社局のお仕事 -バスまつり特別編-

社局のお仕事 -バスまつり特別編- 伊丹市交通局
  • 伊丹市交通局

バスまつり特別編は、9月17日(日)のバスまつりに向けて「どんな社局?」「うちの社局はココが自慢!」「バスまつりではココに注目!」記事を順次公開していきます。お楽しみに!

バスまつりではココに注目!

いよいよ、バスまつりも今週末に開催。そこで今回は、バスまつりの目玉商品やバスまつりに参加して感じたことやバスまつりにかける意気込みを聞いてみました。
これまでのインタビューは、最新記事の下にありますので、下から順番に読むと、バスにもっと詳しくなって、バスまつりをより楽しめるかも知れません。
ぜひ、これまでのインタビューもご覧ください。

——いよいよ間近に迫ったバスまつりですが、今年はどんなグッズを販売される予定ですか?

マフラータオル、クラブバスラマ(バスのジオラマ)、音声合成装置などを販売する予定です。

——音声合成装置とは何に使われるものですか?

「次は◯◯(バス停)です」という車内アナウンスを放送する装置です。今回販売を予定しているものは音声だけを流していた装置で、平成26年の車両更新を最後に全車両から引退しました。

こちらが音声合成装置一式。従来はこれで停留所の名前を読み上げていた。素人目には配線がまったく分からないが、これを繋げて使えるようにしたツワモノには、ぜひ利用法を聞いてみたい。

——装置はコンセントに繋ぐと使えますか?

一般的に、家庭用コンセントが100ボルトなのに対して、車載器が24ボルトであるため基本的には使えませんし、取り外したままの状態で販売していますので、配線やパーツに不足がないというわけでは決してありません(読み上げ音声のデータカードは販売していません)。この点は、ご購入される方にはご容赦いただきたいと思っています。ただし、普段目にする機会が少ない装置ですので、バスが好きな方にはご好評いただいています。修理したり配線したり、ご自身で楽しみを見出していただければ幸いです。

——現在はまったく使用されていないのでしょうか?

そうですね。今は液晶ディスプレイ付のデジタル装置を導入しています。

——全車両切り替わっているんですね。こういう機械類は人気があると思いますが、バスまつりのグッズについて問い合わせはありますか?

「どんな部品を販売しますか」とお問い合わせいただくことがあります。音声合成装置は人気ですので、「今年も販売しますか」とお電話いただくことも。予約は承っていませんので、種類や数量は当日のお楽しみとさせてください。

——販売される商品は、どのように選んでいますか?

機械類については、修理や車両更新等で出る使わなくなる部品から、どんなものが喜ばれるだろうと想像しながら選定しています。広くたくさんの方に伊丹市営バスを知っていただくために、マフラータオルのような実用的なグッズもご用意しています。各バス停標識のマグネットも販売しており、伊丹にゆかりのある方が最寄りのバス停を購入される姿が見られ、ご好評いただいています。

左から順に、歴代のバスがプリントされている。車体色の緑が随所に使われている。

——現在市バスを利用していなくても、懐かしさを感じて購入される方がいらっしゃるんでしょうね。そういう点では、お客様との交流も楽しみですね。ありがとうございました。


うちの社局はココが自慢!

——急な降雨時に自由に利用できる傘が、車内に設置されているとのことですが。

昭和59年から「善意の傘」(置き傘)を車内に設置しています。市営バスをご利用いただく方ならどなたでも、自由にお使いいただけます。使用後はバス車内や窓口職員に返却いただくことで、みなさんの思いやりが循環する仕組みになっています。

善意の傘も緑で統一。みんなでシェアするという考え方が、この取り組みを支えている。

——ヘッドライトをLED化した車両もあるとのことですが、全体の何%くらいでしょうか?

平成29年度末で35.5%を見込んでいます。長寿命、省電力であることに加え、薄暮から夜間の視認性が高まり、安全性も向上しています。

——ところで、伊丹市交通局では「アッちゃん」のラッピングバスが走っているとのことですが、「アッちゃん」とはどういったものでしょうか?

伊丹市では、犯罪の抑止、早期解決等を目的に、安全・安心見守りカメラとまちなかミマモルメの受信器を市内1,000ヶ所に設置し、「日本一安全・安心なまち」を目指しています。この取り組みを市民に親しんでいただくため、防犯カメラをモチーフとしたキャラクターを作成し、全ての見守りカメラに取り付けています。その安全・安心見守りキャラクター「アッちゃん」が、啓発看板を含め、市内数千ヶ所で市民を見守っています。
これに加えて、市内全域を走り回る市バスを利用することで、お子様にも「アッちゃん」が人気となっており、この取り組みのPRに市バスが一翼をになっています。

こちらが、市の取り組みをPRしたラッピングバス。中央部と後部のキャラクターは、前出のアッちゃん。

——安全面でいうと、「狭隘(きょうあい)区間への対策」が行われているとのことですが、「狭隘(きょうあい)区間」とは具体的にどういった場所でしょうか?

伊丹市営バスの路線には、道路幅が狭く、バス同士がすれ違うのが非常に厳しい、いわゆる「狭隘(きょうあい)区間」が4区間あります。そこで、その区間に専用信号機を設置し、発信装置を積んだバスが接近した際は、その信号機が対向バスの接近を知らせ、相互の通行をスムーズにしています。

こちらがその実物の信号機。但し、機器を設置しているバスのみに反応。大型のトラック等には反応しないので、日ごろから十分注意して運行しているとのこと。

——では、トラックが来たときは?

狭隘(きょうあい)区間では、トラック等の大型車への規制がかかっている(一部を除く)ので、基本的には大型車と出くわすことはないのですが、発信装置を積んでいる車両にしか反応しませんので、大型車両すべてに反応するわけではありません。

——道幅が狭かったり見通しが悪かったりすると、対向車はもちろん、歩行者にとっても危ない場所になりますよね。特にその周りに小学校などがあれば、尚のことではないでしょうか。安全・安心・快適な運行がバス事業者の使命であるため、事故防止への取り組みを強化するための装置であると思います。


伊丹市交通局って、どんな社局?

終戦直後、三菱電機伊丹製作所が当時試作していた電気バス(なんと時速30キロ!)を購入し、営業を開始した伊丹市交通局。営業距離16キロというミニマムな区間から始まりましたが、今や79.0キロにまで延長され、伊丹市内の交通を支えています。

——最近、新型車を導入されたそうですね。

平成28年9月に新型車を7台導入しました。阪神地域では伊丹市交通局が最初に導入し、本年度も4台仲間入りする予定です。従来モデルより車内が広く設計されており、車イスやベビーカーのスペースも拡充されているため、どなたが乗られても快適にお過ごしいただけると思っております。

——なるほど、新型車両が以前より誰にとっても乗りやすい車両になったということですね。

そうですね。

——バンパーを視覚障害者の方が視認しやすい色にされているそうですが。

平成9年に初めてノンステップバスを導入した際、障がいのある方との懇談会を開きました。ノンステップバスだということが近づいてきた時に分かりやすいよう、比較的見やすいとされているオレンジ色を取り入れることになり、バンパーに採用しました。

——当事者の話を聞いて、オレンジ色を取りいれましょうという話になったんですね。ちなみに車体の色は緑ですが、なぜですか?

伊丹市の市旗が「自然の緑」を表す緑色であるため、それに合わせています。

伊丹市の市旗。こちらが伊丹市交通局のバス前面にあしらわれている。

伊丹市交通局
http://www.itamicity-bus.jp

他の記事を見る

※五十音順

記事一覧はこちら